適性がなければ難しい

人気が高い眼科ですが、向いていなければ仕事を続けていくことはできないでしょう。眼科に向いているタイプをまとめてみましたのでぜひチェックしてみてください。

適性がなければ難しい

コミュニケーションを取るのが好き

眼科に限らずすべての看護師にコミュニケーション能力が求められています。それは、看護師は患者の一番身近な存在であり接する時間が長いためです。眼科は検査が多いのですが、正しい検査結果を導き出すためにはコミュニケーションをとって上手く誘導する必要がありません。やる気のない人や集中力のない子ども、思い込みの強い人、神経質な人などさまざまなタイプの人たちを誘導しなければならないため、コミュニケーションを取るのが好きでなければ務まらないでしょう。

コミュニケーションを取るのが好き

器械やパソコンに強い

繊細な器械を用いた検査も看護師の仕事です。器械の操作をスムーズに行わなければ患者に負担がかかってしまいます。器械やパソコンを扱うのが得意な人は仕事にも応用できるため、繊細な器械がたくさんある眼科でも楽しく働けるでしょう。

器械やパソコンに強い

点滴や採血が得意

眼科は他の診療科のように看護業務が多くないため、点滴や注射が得意な人が向いているのは意外だと思われるかもしれません。しかし、看護業務に携わる機会が少ないからこそ苦手とする看護師も多く、点滴や注射が上手な人は重宝されるでしょう。

点滴や採血が得意

クレーム対応や指導に長けている

眼科は待ち時間が長くなる傾向があります。患者の数が多いことに加えて、検査などに時間がかかるからです。患者も待ち時間が長くなることはある程度理解していますが、数分ならまだしも1時間以上になると不満を持つ人もいます。そのような不満は受付や看護師にぶつけられるため、上手く対応できるかどうかも眼科看護師の資質として問われます。また、眼科の症状は本人も自覚しやすいため、改善されているかどうかもすぐに分かります。思うような結果が得られない場合はクレームに発展することも少なくありません。そのため、患者に状態を分かりやすく説明できたり、処置に対する適切な指導ができたりする人が向いているといえるでしょう。

クレーム対応や指導に長けている

患者の気持ちに共感できる

眼科疾患は日常生活に支障をきたすことが多いため、精神的に落ち込んでいる人も少なくありません。自分の気持ちを理解してもらえる、ということは患者にとって精神的な助けになります。気持ちが前向きになるため、治療や手術にも積極的に取り組んでくれるようになります。

患者の気持ちに共感できる

子どもが好きな人

眼科の患者は年齢層が幅広いのが特徴です。高齢者や子どもも来院していますが、子どもは大人のように治療に協力的なわけではありません。不慣れな場所に委縮してしまい、治療を拒否する場合もあります。しかし、子どもが好きな人は扱いに慣れているため、上手に対応できるでしょう。

子どもが好きな人

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