まずは求人動向をチェック

眼科は人気が高いため、転職したいと思ったタイミングでスムーズに求人が見つかるとは限りません。まずは求人がどのくらいあるのか把握するところからはじめましょう。

まずは求人動向をチェック

眼科の求人数

眼科は総合病院などのように規模の大きな病院の中のひとつの診療科としてあるタイプや、住宅街に開業しているタイプ、街中のビルやテナントを利用して開院しているタイプなど、いろいろな形態があります。そのため、看護師の求人も豊富にあるように思われていますが、比較的規模が小さいところが多いため、看護師の募集があっても1名~若干名と非常に少ないのです。内科や外科などに比べると求人数は圧倒的に少ないでしょう。看護師全体の求人数と比較すると、眼科の求人はわずか10%しかありません。門戸が狭い割に応募者の数が圧倒的に多いため、競争率が高くなってしまうのです。

眼科の求人数

給料は?

転職先を選ぶにあたってひとつの基準となるのが給料です。眼科の給料はどれくらいでしょうか。
眼科で働く看護師の平均月収はおよそ20万円~35万円といわれています。看護師の平均月収は大体30万円~35万円なのでそれほど差はありません。眼科の方が少し低くなっている理由は、残業や夜勤がほとんどないためです。街のクリニックなどには病棟や手術室が併設されていないため、夜勤を伴う交代勤務は基本的にありません。夜勤手当が加算されないため給料が低くなってしまうのです。「他の診療科に比べて給料が少ないことを不満に思っている人もいるのでは」と思うかもしれません。しかし、「体力的な負担がなくプライベートと両立できる」として、多くの人は給料にあまり不満を持っていないようです。

給料は?

高収入を目指すなら

眼科で働く看護師の年収は職場の規模や方針によって異なります。病棟や手術室のあるところでは年収450万円以上になる場合もありますが、まったく手術を行っていないクリニックでは年収が300万円を下回ってしまうことも珍しくありません。そのため、病棟のある総合病院から街のクリニックに転職した場合、給料が急激に下がってしまうことに戸惑う人もいます。
転職先を選ぶ際は「何を重視するのか」が非常に重要です。負担の少ないシフトよりも高収入を望むなら病棟があるところを中心に探しましょう。夜勤手当がつく分、年収も自ずと高額になります。また、レーシック専門など自費診療の割合が高いところも高収入が期待できます。手術の件数に応じて給料も変動するため、条件を確認する時は1日の手術件数もチェックしておきましょう。

高収入を目指すなら

眼科に転職したい看護師へ